理念・行動指針・理事紹介
びじっとの理念
「10年先の子どもの未来を見据え 今を支援する」
びじっとは、面会交流によって子どもと親の間に安定した親子関係を構築することを目指します。
愛情に満ち安定した親子関係は、親子の間に愛着関係を育て、自己肯定感を育みます。
健全な自己肯定感は、精神の安定、ものごとに挑戦する勇気、困難に打ち勝つ粘り強さの土台となります。
この子どもたちが大人になっていく社会。
それは、ほんの10年かそこらの近い未来です。
「10年先の子どもの未来を見据え 今を支援する。」
それがびじっとの果たす役割です

びじっとの行動指針
「面会交流が当たり前の社会を目指して」
一緒に住んでいないからこそ、子どもに日々伝えられない愛情を届ける時間、それが面会交流です。
びじっとは、一人でも多くの子どもに安定的で継続的な面会の機会を提供し、「面会交流が当たり前な社会」を目指して、以下を行動指針と定めます。
1.「面会交流は子どものためにある」という意識で支援にあたります。
2.困難に直面した父母の気持ちに寄り添い支援します
3.面会交流の意義を社会に向けて発信し続けます。
理事紹介
代表理事 古市 理奈

面会交流とは、まさに「四苦八苦」の縮図のように感じております。
人生において、別居・離婚は大きな喪失体験となります。
別居親にとっては、ある日突然に愛するものと別れる苦しみにあい、子どもに会いたいと求めても会うことがかなわず、理不尽だという怒りや悲しみにさいなまれます。
同居親もまた、別居・離婚に追い込まれた状況を生み出した相手を怨み憎しみの感情にさいなまれる。別居親の気配を感じただけでも体調不良になる。そういう事情を相手は何も理解せず、何の配慮もせずに一方的に会いたいと要求を押し付けてくる。
このような「四苦八苦」を経験された父母たちが面会交流の支援を求めてまいられます。
そのお姿に私自身も学ばさせていただくことが多くあります。
■経歴
1971年生まれ、東京都出身。佛教大学卒業。成人の子どもあり。
2007年、別居する親子の面会交流を支援する「NPOびじっと・離婚と子ども問題支援センター」を有志とともに立ち上げ、理事長に。
2011年に信行道場を修了し、日蓮宗の僧侶となり、現在、大法寺副住職の任にある。
若年層妊産婦の居場所 から終末期の看取りまでの「生老病死トータルサポートケアハウス」の建立を構想中。
・代表理事
・設立時より10年間の実務を一手に担い、土台を構築する
・面会交流普及推進あいぼりーりぼんを生み出す
・メディア取材多数
■執筆
・「面会交流支援の方法と課題―別居・離婚後の親子へのサポートを目指して」二宮 周平【編】(2017/02発売)寄稿
・離婚・再婚家族と子ども研究学会誌 第2号(2020年6月発売)寄稿
・離婚・再婚家族と子ども研究学会誌 第5号(2023年6月発売)寄稿
理事 阿部 マリ

子どもは愛情をいっぱい受けて育ちます。100の愛情が90になっても、子どもはショックを受けるものです。 家族がうまく機能していたときは、父母や祖父母、親戚や友人関係など、子どもを取り巻く環境は愛情に満ちていたものと思います。 十分に愛された子どもは、自分も周囲も信頼する自己肯定感を身に着けます。 ところが、別居や離婚によって、子どもを取り巻く愛情の環境は変化してしまいます。 その喪失感をいくらかでも軽減させ、子どもの自己肯定感を手助けしていくのが面会交流です。
■ 経歴
2005年 行政書士阿部オフィス開業
2007年 びじっと・離婚と子ども問題支援センター設立
2008年 結婚相談所ステップ開業
2010年 MGサービス株式会社設立
2014年 家族相談士登録
■ 資格
行政書士(神奈川県行政書士会所属)
家族相談士
■ びじっとでの業務実績
・理事、法務部長、ADR事業部長(現任)
・NPOびじっとを一般社団法人に法人化
・法務省ADR認証(認証番号第167号)を取得し「ADRくりあ」構築
・神奈川県基金21ボランタリー活動補助金「子どものための紛争解決モデル事業構築」
(令和3年・4年・5年度)
理事 榎本 純子

2000年結婚・出産、2002年離婚を経て、2005年行政書士事務所開業。
自身の離婚体験を活かし、『背中を押さない離婚専門行政書士』として、関西有数の相談件数を誇る。
びじっとでは、「監護親側の立場にたった」安心できる面接交渉の実現に尽力する。
■略歴
2004年 行政書士試験合格
2005年 行政書士榎本事務所開業、背中を押さない離婚専門行政書士として、離婚問題を朱に扱う
2015年 びじっとの業務増加のため、行政書士会を退会
■びじっとでの業務実績
・理事、経理部長、支援部スーパーバイザー
・Twitter担当